キャロン・ルーナ・ガゼルの大まかな違い

すごく大まかに書きますと、

●初心者の方には「キャロン」
●上級者の方で幅広の方は「ガゼル」
(上級者で、幅の狭い方「ルーナ」

をお勧めします。

なぜそうなのかと言うと、色々理由はあるのですが、初心者の方にはある程度、ソールがしっかりしているものをお勧めします。

(注:硬いというのとしっかりは違います。)

ルーナとキャロンがどのくらい違うかというのは、下の動画をご覧下さい。
 


ルーナとガゼルの底面の柔らかさは、ほぼ一緒です


それ以外の詳細は下記をご覧下さいませ。

シューズ使用感を交えての違いのご説明
(一般的に・・・のお話) 

安定している順に書くとキャロン⇒ルーナ⇒ガゼルになります。
ですから初心者の方には、大抵はキャロンをお勧めしています。

こう書くとキャロンが1番すぐれているように思えますが、見方を変えると評価も変わります。

★つまり、上級者になってきて、もっとフレキシブルな踊りがしたいということになると
ガゼル⇒ルーナ⇒キャロンとなります。

ただ、最初に「一般的に」とお断りしているように、初心者であってもルーナがぴったりの方もおいでです。

(ただし、8cmヒールを履きこなせる脚力のある方というのが前提条件です。
普段、ローヒールに慣れている方が、いきなりラテンの8cmは高すぎます。)

幅の狭い順に書くと、ルーナ⇒ガゼル⇒キャロンです。

例えば、甲が薄く、よりぴたっと足に付くようなシューズを・・・とお探しの方はルーナがお勧めです。

私RISも、ルーナを履きましたが、足裏にピタッと吸い付いてくるようなシューズと足との一体感は他のメーカーのシューズにはないものだと思いました。
(私は甲が薄いので、足が前に行きやすくそれが悩みです。ルーナのしなやかなフィット感は快適です。)

ガゼルは、ルーナよりやや幅が広い方向きなのですが、ちょうど土踏まずの辺りの横幅をルーナと比較しますと、ガゼルの方がかえって狭いほどです。

幅が広いと言うのは土踏まずより前の足の部分と、のことです。

土踏まずのあたりが細いというのは、見た目ではそれほど分からなくても履いてみると、ソールの柔らかさがまず違ってきます。

ケントシューズは、他メーカーよりラテンのソールは非常に柔らかく、素足感覚ともいえるくらいです。
その中で、ガゼルは一段と柔らかく感じるのです。

つまり、ルーナよりガゼルの方が柔らかく、特に甲の(左右の)自由な動きが欲しい方に向いています。

ソールが柔らかいというだけでなくガゼルの方は、トゥが内側に振れていますので、インサイドに踏み込みやすく、力強い踊りがお好きな方にはお勧めのシューズです。

ルーナとガゼルはソール部分だけをみれば同じ柔らかさですが、そのデザイン(例えばトゥの位置や幅など)から要求される踊りに応じて選ばれた方がよいのです。

実のところ、私RISはガゼルを履きこなすだけの能力はありません。
自由な分、どうもぐらついてしまいます。

もっとうまくなったら、履きこなしてみたいとは思っています。
でも、その時はガゼルの普通幅ではなく、スリム幅をオーダーするつもりです。

幅の狭いオーダーはこちら

「ルーナのレギュラー幅」ですとちょうどよいのです。

キャロンやガゼルは緩いという訳ではないのですが、あの、ルーナの吸い付くようなフィット感までは行かないのです。

ルーナのバランスはよいので、8cmを履いている感じがしません。
・・・ということは、やっぱり私は、ルーナがあっているんでしょうね。

注)ガゼルがお好きで、「もうこれでなきゃ!」というお声もよく聞きますので、ガゼルの購入を考えられている方、ご安心くださいね!

肉の薄い、私RISの足には合わないというだけです。
メールをよく頂きますが、ケントシューズのファンの方って多いですよ(^^)

 


靴底の形の違い:

●ルーナはトゥがストレートに近く、バレエシューズのように縦ラインの使いやすいシューズです。
●ガゼルはトゥが内側に入っていて、インサイドが使いやすいシューズです。


 

ルーナ ガゼル



キャロンもガゼルもルーナも、バケット型のクロスストラップでしたら、上から見た形は大体似ています。

ですから、改めて写真の比較を載せませんが、一応前のページで使用したものを再掲します。


キャロンBX
オークパール(革)
ガゼル 
ハバナサテン
 



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